英語検定試験について(3)《執筆A.Y.》

さて、このような英語能力を認定する実力テストは、現実的にどのような意味をもっているのでしょうか。

まず1つには、現在の自分の英語力がどのレベルにあるかを客観的に見きわめる、という大きな意味があります。

これらのテストは、入学試験や中間、期末試験とはまったく違います。

まず、言語能力とは何か、あるいは、言語を使うということはどういうことなのかという本質的な問題から出発し、それを測定するのに見合った問題形式を検討し、さらに、その結果が信頼できるものになるようにするために、さまざまな問題を試し、難易度などを測定してから本番に臨むという、徹底して科学的検討を重ねた結果できたものなのです。

つまり、これらのテストの結果はかなりの程度まで、受験者の実力を反映しているといえるでしょう。

だから、自分の英語力が現在どのレベルにあるかをできるだけ客観的に見きわめるためにこのようなテストを受けることは、大いに意味のあることだといえます。

もう1つは、より現実的な問題として、これらテストの結果が社会でどの程度まで受け入れられているかということがありますが、ご存知のように、これらのテストは一種の資格として受け入れられています。

英検は、現在、企業や大学、高校などでさまざまな形で一種の資格として用いられています。

例えば、企業などでは、就職や人事処遇の際に活用されています。

また、最近では、入学試験の選抜や入学後の単位認定の資料として採用する大学や高校が増えています。

また、TOEICの場合も、海外赴任の条件としてTOEIC何点以上という基準を設けている企業は多く、企業の語学研修のクラス分けや成果を測定する基準として用いられています。

さらには、大学や高校でも、英検同様、入学試験での選抜や入学後の英語のクラス分けテストや実力判定テストとして、活用され始めています。

TOEFLも、同じように、入学試験、入学後のクラス分けテスト、そして実力判定テストなどに用いられていますし、特に英語教員の場合、文部科学省指導者研修での実力判定や、教員採用試験の基準としても活用され始めています。

このように、これらの3つの実力テストは、個人の英語力を客観的に見定める手段として、また、英語力を判定する重要な資格として社会的に認識されています。

繰り返しになりますが、いずれのテストも実力テストとしての性格を十分にもっていますし、診断テストとしての性格も兼ね備えています。

学校で受けてきた試験とは異なり、今まで何を勉強したかではなく、現在の英語力で今後どこまでできるかを見定めることを目的としています。

ですから、自分の実力を知るための手段として、また、今後どのような勉強をしていけばいいのかの指針としても、積極的に活用することができます。

(終)

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