冠詞をマスターする(2)《執筆A.Y.》

「Collins COBUILD English Guides 3. Articles./Berry, R. HarperCollins」

小冊子ながら、冠詞についての問題点を細大漏らさず網羅し、個々の場合について現在の用法を的確に記述しています。

豊富な用例はすべてコーパス(=コンピューターによるデータベース)から採られているので、説得力があります。

「謎解きの英文法 冠詞と名詞/\1,470 久野/高見健一著 くろしお出版」

「例解 現代英語冠詞事典/\3,570 樋口昌幸著 大修館書店」

「英語冠詞の世界/\1,680 織田稔著 研究社」

「わかりやすい英語冠詞講義/\1,680 石田秀雄著 大修館書店」

「冠詞マスター教本/\1,680 石井隆之著 ベレ出版」

「英語の冠詞がわかる本/\1,365 正保富三著 研究社」

もともと冠詞がない日本語の環境で生活している日本人は、冠詞のある英語の文章を見ても冠詞を読みとばしてしまいます。

その証拠に日本人の多くは、元の英文から冠詞を全部抜かしても内容を理解するのに特に不自由することもなく、冠詞のあるときと同じ解釈をすることでしょう。

つまり日本人にとって冠詞は飾り物に過ぎないのです。

しかしネイティブはそうではありません。

私たち日本人が「てにをは」のわずかな違いにも意味を見出すように「冠詞」の違いから重要な意味を読み取っているはずです。

それを実感するために、一度とてもていねいに「冠詞」を読んでみてください。

「冠詞」をていねいに読むことで、飾り物と思っていた「冠詞」の中に実は深い意味がこめられていることがわかるでしょう。

これから英文を読む際には、冠詞と名詞の数に注意を払って読むように努めてください。

具体的には、ここはどうしてaでなくてtheなのか、とか、ここはどうして複数形なのか、といったことをいちいち考えながら読むのです。

言い換えれば、それぞれの名詞が前述の5つの形のどの概念に入るのかを一つ一つ確かめながら英文を読んでいくのです。

冠詞の使い方は日本語の「てにをは」と同じでルールにまとめきれるものではありません。

ですから、日常的に冠詞を読み取るようにしなければ正しい使い方は身につかないのです。

日本人はかなり英語に慣れた人でも冠詞を読み取っていません。

それでも十分に意味が通じてしまうからです。

しかし、冠詞をとばして文章を読んでいては、いつまでたっても冠詞の使い方はわからないでしょう。

(終)

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