リーディング学習法・上級者編(2)執筆A.Y.》

キーワードを中心としたリーディング(2)

内容を予測して、その文章のキーワード・キーフレーズを探し出す方法としてよく紹介されるのが、「スキミング」です。

これを訳すと「飛ばし読み」ということになりますが、これは決して、いい加減に読むということではありません。

スキミングは重要なリーディングの技術であり、そのポイントは、できるだけ速く、かつ的確に、文章全体の大意をつかむことにあります。

つまり、あまり細かい事例などにとらわれることなく、文章のポイントを、すばやく、正確に把握することが、スキミングの目的なのです。

そしてスキミングはまた、本文中のキーワード・キーフレーズを探し出すための前提知識を与えてくれるのです。

それでは、スキミングの最も一般的な方法は何かというと、それは、いわゆるトピックセンテンスを探して、読みつないでいくという方法です。

このトピックセンテンスは、英語の場合、一般的には、各段落の最初の文であることが多いのですが、必ずしも最初に来るとは限りません。

念のために、各段落の最初と最後の文を読んでおけばまず大丈夫でしょう。

また、スキミングをする際、いくつかあるパラグラフのうち、最初のパラグラフと最後のパラグラフを読んでみるという考え方もあります。

これは、最初のパラグラフで文章全体のテーマが提示され、最後のパラグラフでそれについての結論が示されるという構造になっているからです。

この考え方が最もよく当てはまるのは、新聞記事です。

新聞記事の場合、見出しが最も重要で、次に重要なのは、第1段落です。

その後の段落は、見出しと第1段落に出てきたことを、より詳しく述べているだけです。

したがって、記事の大意をつかむだけなら、第1段落を読むだけで十分なのです。

それに、それだけでは不安な人は、記事の最後の段落を加えれば、ほぼ大意は完全につかめるでしょう。

スキミングは、文章の大意さえつかめればそれでいいのであれば、それだけでも立派なリーディング術として利用できますが、より正確に読みたい場合には、内容の予測を立てるための最高の手段の一つになります。

つまり、予備的な読みとしてスキミングをするのです。

スキミングを活用して、内容のおおよその見当をつけたら、もう1度、今度は、キーワードを拾い出しながらリーディングを行っていきます。


「リーディング学習法・上級者編(3)」へ続く

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