リーディング学習法・上級者編(1)執筆A.Y.

キーワードを中心としたリーディング(1)

「キーワード・キーフレーズ」は、リーディング技術の中で、多分、最も重要な概念のひとつではないでしょうか。

それは、ある文章を読むときには、その文章の中で重要な意味を持つ、文意を解くカギとなる語句を的確に拾い出し、その重要語句を読みつないでいくことによって、文章全体の内容を把握しようということなのです。

私たちが速読しようとすれば、こういった読み方ができなくてはなりません。

言語の特徴のひとつに、「冗長性」というのがあります。

これは、言語には意味を伝える上で、不必要な、余分なものがたくさん含まれているということです。

つまり、文の中には、その意味内容を伝える上で中心的な役割を果たしている重要語句と、文の意味内容を伝える上では直接にはあまり意味がない語句とがあるのです。

そして、このように、直接ある文の意味内容に関係しない部分のことを、その文の冗長的な部分と呼ぶのです。

さて、このようにみていくと、私たちがある文をより効率的に読もうとする場合、その文の重要語句を拾い読みすることができれば、最も効果的なように思われます。

確かにその通りですが、これはそう簡単にできることではありません。

どうすれば重要語句の見分けができるか、という問題があるのです。

どの語句を読めば最も多くの情報が得られるかがわからなければ、どうしようもないのです。

重要語句を見分ける1つの方法は、「内容語」と「機能語」との分類によるものです。

単語の品詞に基づいて分類すれば、「内容語」と呼ばれるのは、名詞、動詞、形容詞、副詞、一方「機能語」と呼ばれるのは、代名詞、助動詞、前置詞、接続詞です。

これが一般的な目安にはなりますが、どれがキーワード・キーフレーズなのかはその文章の内容によって変わってきます。

内容語に属する単語であっても文意を伝える上でそれほど重要ではないかもしれないし、機能語(特に前置詞や接続詞)でも、場合によっては重要語句になる可能性があります。

もっと確実にキーワード・キーフレーズを判断するためには、これから読もうとしている内容の予測を立てる必要があります。

当然、本であればタイトルやサブタイトル、目次から、新聞や雑誌の記事であれば見出しから、ある程度の内容予測ができます。


「リーディング学習法・上級者編(2)」へ続く

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