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リーディング学習法・中級者編(2)執筆A.Y.

未知語の処理法

リーディングにおいて語彙が重要な働きをなすことは言うまでもなく、豊富な語彙力をもつことは必要条件の一つです。

しかし、日本語においても、十分な語彙を備えている人は必ずしも多くはありません。

まして、英語となれば、その所有量が限定されるのはやむをえません。

では、未知の語に遭遇した場合に、その意味をいかにして推測したらいいのか、その方法を紹介します。

1つは、未知の語の前後の語、および文のコンテクストから推測します。

ことばには余剰性というものがあります。

文中のそれぞれの語は、互いに無関係に孤立して無関係に存在していることはまれで、相互に密な関係を保持し、ある語に不明な部分があれば、ほかの語がそれを補うことが多いのです。

つまり、不明の語の意味を、説明・描写・例示することによって、補足してくれる語句や同意語(場合によっては反意語)が、その語の後、または前にある場合が多いのです。

それらを利用して、不明の語の意味を推測することできます。

同意語を利用した例

He was weak and frail after the operation.

反意語を利用した例

It's difficult to tell real bills from counterfeits.

説明・描写・例示を利用した例

Water, wind and ice are the chief agents of erosion and have produced vast changes in the earth's surface over great time spans.

もう1つは、不明の語の形態に注目します。

つまり、語の成り立ちの知識を用いて、接頭辞、接尾辞、語根を識別し、複合語であれば、それぞれの語根を識別し意味を推測するのです。

以上の方法を利用してもなお意味の推測ができない場合、そして、その後の意味を特定化する必要がある場合には、最後の手段として辞書を引きます。

その場合、できるだけ単語の日本語訳ではなくて定義が載っている英英辞典を引くことが望ましいです。

未知の語が出てくるたびに、すぐ辞書を引くことは、リーディングの効率を低下させるので慎むようにしてください。


「リーディング学習法・中級者編(3)」へ続く


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